映画SABAKANを見たよ
ここは80年代。子供が主役です。
とても良かった!!
古き良き時代の島でのお話。舞台は長崎だそう。景色もすっごい良かった。
どのシーンも写真集のようだった。
小学五年生の少年2人。
クラスで浮いている口の悪いたけちゃん。
クラスで人気者のちょっと気の弱いひさちゃん。
そんな凸凹コンビが織りなす人夏の冒険。
自分が子供の頃に憧れた、「こんな夏休みだったら良かったのに」が詰まってる。
キラキラしてた〜ジュブナイルだった〜
でも、ずっと切ないんだよね。
少年時代特有の「終わり」があるって分かってるからかな。
ZONEのあの有名な曲を思い出した。もうまさにあれ!
あの歌が好きなら絶対に見てほしい。
たけちゃんがずっと口悪くて驚いた。
子供って大人に萎縮したりしないかな。
「うっせークソババアほっとけ」とか、本当に汚い。
クラスの意地悪な奴にもヤンキーにも臆せず。かっこいいな。すごい。
ひさちゃんは純粋で良い子。
たけちゃんが心を開くのもわかるね。
冒険の終わり、別れ際に初めて名前を呼び合う。
からの「またね!」
またねって良い言葉。お互いの姿が見えなくなっても言い合うあのシーン。
めっちゃ良かった。素敵。
少年たちはもちろん、周りの大人たちも素晴らしくて・・・
冒険に出る前の父ちゃんとか、みかん畑のおじさんとか・・・などなど
個人的には出番は少ないけど学校の先生が好きだった。
ちょっとだけネタバレ🤏 ※ここからグレーゾーンは注意※
よくあるすれ違い。話せば解ける誤解なのに、できないんだよね。
たけちゃん、口悪いのにこういう時は突っかからないんだね。
初めての友達だもんね。お互い悲しかったね。
お葬式で、やっと目があった時のあの表情。泣いた。
最後の最後での「またね!」でまた泣いた。
見終わった後は良いため息が出る。
鯖缶のお寿司食べてみたくなるな。
エンドロールも終わりの終わりまで楽しめた。
大好きな映画が増えた。
劇場で見れて本当に良かった。
夏が来ると見たくなる映画に違いない。
↑小説も気になるところ…